イチゴ農家 「収穫時期が遅れている」

福岡県広川町のイチゴハウスです。

真っ赤に実った「あまおう」が収穫されていました。

石川農園 石川雄一さん
「少ないね、今年は少ないです」

イチゴを作り始めて8年目になる石川さん。

今年はこれまでにないほど、収穫時期が遅れていると言います。

石川農園 石川雄一さん
「普通だったら1月下旬から2月のあたまに大きいのが取れ始めてピークにくるんですけど、今年は最初暑くて急に寒くなったのもあるので、遅い感じです、取れ始めが。こんなことあまりないですね」

イチゴはシーズン中、1つの株から4回ほど収穫することができます。

今は2回目の収穫にあたっていますが実が育つ時期が半月から1か月ほど遅れているため量も思うように取れていないのだといいます。

原因は「猛暑と残暑」

その原因は去年夏の猛暑。例年であれば9月に苗は花をつける態勢に入りますが暑さの影響でその時期が遅れてしまいました。

その後、12月に始めた1回目の収穫。残暑の影響で花の数が少なく苗も弱ってしまったため取れる数は少なく、さらに実も小さくなってしまいました。

そして今迎えている2回目の収穫。イチゴは寒くて日の光を浴びると、甘く大きく育ちますが太陽が出ない日が続き成長が遅れているのです。