宮城県産の食材の魅力をPRしようという催しが、20日に仙台で開かれました。飲食店や流通業者などが、新たに考案されたメニューを試食しました。
仙台市青葉区の飲食店で開かれた試食会には、飲食店関係者と流通業者合わせて15人が参加し、県産の様々な食材を使った新たなメニューを味わいました。

こちらは、志津川産のマダコと石巻産のムール貝を使ったパエリア。マダコの引き締まった甘みが特徴で、甘みと旨味が特徴のムール貝と相性抜群だということです。

参加者:
「東北の海鮮は、日本が誇る存在だと思っているので、このようにおいしくいただけるのに感動した」

メニュー考案した炉地BAR八兵衛 阿部一輝料理長:
「使ったことがない食材もあって、初めて食べて、宮城の食材の味の濃さ、おいしさを改めて感じた」

また、雪菜とムール貝のキッシュなど、合わせて6つの料理がお披露目されました。

この試食会は、県産食材の新たな価値を発見し、飲食業界で使ってもらおうと開かれたものです。県は、今後もこのような取り組みを続け、県産食材の認知度を上げたいということです。