花粉症グッズ売り上げは 1.3倍 対策はできるだけ軽いうちに
大阪市内のドラッグストア「キリン堂」。2月10日、店の最も目につくスペースにはすでに多くの花粉症対策の商品が並んでいました。
(キリン堂田川店 真面綾店長)「(売れる時期が)早まってるという感じ。接客してても早い段階でむずむずして買いに来たという人が多い」
民間の気象会社によりますと、今シーズン近畿での花粉の飛散量は例年の2倍以上になるとの予想もある中、売り上げは伸びているといいます。
(真面綾店長)「去年に比べると鼻炎薬も(売り上げが)1.3倍で伸びている。花粉症グッズ全体で考えても 1.3倍くらい」
国内では4割近くの人がスギ花粉症ともいわれ悩む人は増加しています。専門家によると花粉の量が少ない“飛び始め”にドラッグストアなどにある一般の薬でもよいので早めに薬を服用することが有効だといいます。
(大阪はびきの医療センター・川島佳代子先生)「症状のピーク、すごくひどくなってから治療を始めてもいくつも薬が必要だったり、なかなか効かなかったりすることがある。できるだけ軽いうちから薬を飲むことですごく症状を抑えられる」