周囲の支え…店の看板に掲げた「青空」に込める想い



母・静さんは、公立羽咋病院にあるコンビニエンスストアの店長を務めています。

静さん
「(今の人は)腰の注射をしに来られる火曜日のお客さんです。たいしたことしてないけど、今のように(購入したペットボトルの)キャップ開けてあげたりとかで感謝してもらえたり…」「ここに居る時が私は一番楽しい」

12年間にわたってレジに立ち続ける静さん、持ち前の明るさと行動力で今や“”病院の顔です。

忙しい日々の中、静さんは5年前からインスタグラムで家族のようすを発信するようになりました。フォロワー数は、4400人超え。石川県内外からコンビニで働く静さんのもとを訪れる人も増え、寛人さんの開店準備を手伝ってくれたフォロワーもいました。

「親子に感動して手伝いたいという人が現れてくださり、ここまで急成長できたのはその方々のおかげ」


寛人さんは周囲からの助けも支えに、去年1月6日に念願の店をオープンしました。
兄妹思いの寛人さん。2003年10月、生まれたその日に亡くなった妹の名前「青空(あおぞら)」をそのまま看板に掲げました。