オウム真理教の後継団体、通称「山田らの集団」の実態を調べるため、公安調査庁が8日、金沢市内の施設を立ち入り検査しました。

通称「山田らの集団」は、金沢市昌永町に拠点の一つを構えていて、住民らで作る金沢オウム真理教対策協議会によると、現在も信者5人ほどが出入りしているということです。

公安調査官「開けてください!立ち入り調査を実施します」

午前8時から公安調査庁の調査官が十数回にわたって呼びかけを行いましたが応答はなく、5時間あまり経ってようやく7人が建物の中に入りました。

2024年の立ち入り検査では、オウム真理教の教祖だった麻原彰晃こと、松本智津夫元死刑囚の写真や教材が見つかっています。

金沢市の施設への立ち入り検査は2024年12月以来30回目です。