ドジャースバッテリー組のキャンプは日本時間19日、7日目を迎え、大谷翔平(30)はキャンプ2度目のブルペンに入った。
この日は朝7時ごろから写真撮影があり、白のユニホーム姿で山本由伸(26)、佐々木朗希(23)と日本人選手3人が笑顔で撮影に臨んだ。
その後、ブルペンに入った大谷、捕手を務めるマイナーのG.パウエル(26)が大谷の本に歩み寄り挨拶、大谷も言葉を選びながら自らブルペンでやりたいことを伝えていた。「彼がどこをターゲットにしたいのかとかそういうことを冒頭で話した。私は彼の投球を受けたことがなかったからね」と語ったパウエル。
捕手を立たせて8球投げてウォーミングアップを済ませると、投げるコースを指定してノーワインドアップでピッチングを行った。後ろで見ていたD.ロバーツ監督(52)も思わず拍手をするボールを投げていた。
その後は走者をいる場面を想定し、セットポジション、さらにクイックでの投球を確認。ストレートを投げたが、ボールが抜けるシーンも見られ、大谷もテイクバックの確認を行っていた。セットポジションからの投球には投げた瞬間に“アーッ”と声をあげることもあり、納得のいかないボールがあった。最後はノーワインドアップからのピッチング、2度目のブルペンは21球を投げて中2日でのブルペンを終えた。終了後はノーワインドアップの時のプレートへの足の入れ方をチェックしていた。
大谷の球を初めて受けたパウエルは「良かったよ。彼の速球には力がある」と感想を述べて「今日はストレートとシンカーだけだったと思う。全てのボールがよく見えたよ」と語った。