首に鈴をつけた「鈴かけ馬」がおどる鹿児島神宮の初午祭があり、大勢の見物人でにぎわいました。

霧島市隼人町で行われる伝統の初午祭。五穀豊穣や畜産の振興を祈願する祭りとして、およそ470年前の室町時代に始まったとされています。

祭りの一番の見せ場は、背中に花などの飾りをつけ首には鈴をかけた「鈴かけ馬」の登場です。およそ1500人の踊り連を引き連れて、16頭の鈴かけ馬が太鼓や三味線にあわせて踊りました。

(馬主)
「奉納できてよかった」

また会場の一角では、北朝鮮によって両親が拉致された可能性がある前山利恵子さん(77)が拉致問題の早期解決を訴えました。

祭りに訪れた人たちが署名をしていました。