このところの雪で県内では雪害事故が多発しています。

警察によりますと、きのう午前8時ごろ、高畠町で風除室に入ろうとした91歳の女性に屋根から落ちてきた雪が当たりました。

これにより女性は転倒し左足の骨を折る大けがをしたということです。

県によりますと今シーズン県内で起きた雪害事故はきのう午前10時現在で96件確認され、3人が死亡、93人が重軽傷を負っています。

内訳は屋根などからの転落が51人、除雪時の転倒が19人、落雪によるものが18人などとなっています。

また、シーズン全体の雪害事故の件数96件のうち54件が今月5日以降の大雪を受けて発生しています。

県では各地で雪下ろしや除雪作業中の事故が発生しているとして、安全対策をとるとともに、屋根からの落雪にも十分注意するよう呼び掛けています。