作品は、その名も「ナルコロコミック」。

パネルにコロコロコミック風の題字と児童らの自画像が貼り付けられたデザインで「ありがとう!鳴子小」とメッセージが添えられています。

6年生児童
「自分もコロコロコミックを読んでいてコロコロコミックのデザインをする人と一緒にポスターを作れたのが一番の思い出になった」
「配置など、ここに置いたほうがいいよと優しくアドバイスしてくれて、いい出来になった」

佐々木さん
「期待以上の作品が出てきて驚いた。私が目指すのは元気さやパワーのようなものを伝えたくてやっている」

佐々木さんは、母校の閉校を前に児童たちと交流できたことは生涯忘れられない思い出になったといいます。

佐々木さん
「これだけの年の差の児童と共同作業ができたのは宝物。今後もふるさとの活性化のお手伝いできればいい」

佐々木さんと児童たちがデザインした作品は、クリアファイルに印刷し3月、閉校記念として地域住民に配布されることになっています。

鳴子小学校最後の卒業生7人は3月14日に学び舎を巣立ちます。
大崎市は、鳴子小など鳴子温泉地区の小中学校4校を統合し、2025年4月、現在の鳴子中学校に義務教育学校の「鳴子小中学校」を開校します。