予算案…与野党が“異例会合”

自由民主党 小野寺五典 政調会⻑
「修正できるものは修正していく。本来国会のあるべき姿なのかなと」
予算案作成の責任者・小野寺政調会長も、野党の要求に応じた“予算修正”に前向きな姿勢。
そして、12日の夜。その小野寺氏が、自⺠党本部近くの中華料理店で待ち合わせた相手は、立憲⺠主党のカウンターパート、重徳和彦政調会⻑。最大野党と自⺠党の幹部同士による“異例の会食”です。

――新年度予算などの対応を話した?
立憲⺠主党 重徳和彦 政調会⻑
「いや、そういう話は抜きにしようと…」
予算の修正についてはけむに巻きましたが、翌日には…

立憲⺠主党 野田佳彦代表
「“無駄な予算を生活応援に”という基本的な考え方のもとに、財源に見合った形の修正案を取りまとめた」
立憲⺠主が3.8兆円にのぼる修正案を公表。与党側との本格的な修正協議が始まることも決まったのです。

政治ジャーナリスト 後藤謙次氏
「立憲⺠主の政調会⻑と自公の政調会⻑。これまで見聞きしなかった組み合わせが出てきた。この2~3日の動きは、これまでの“仕込み”が表に出てきた。(自⺠は)“次の道筋”を今、模索し始めている」
予算成立後の“次”の課題も見据え、野党との駆け引きが山場を迎えています。














