ことし春にオープンする盛岡市の道の駅の敷地に15日、石川啄木の短歌が刻まれた歌碑が寄贈されました。

こちらがこのたび寄贈された歌碑です。高さ1.4メートル、幅1メートルほどの大きさで、姫神山の山ろくから採掘される花崗岩「姫神小桜」が使われています。鉄製のノミで石に点を打ち込む「南部点刻」と名付けられた技術で盛岡市川目の川目石材が製作し、啄木の故郷を懐かしむ短歌と岩手山の美しい風景が刻まれました。

川目石材 吉田飛鳥社長
「岩手山がばっちり見える背景の所に設置させていただいて、一人でも多くの方に見ていただきたい」


歌碑の設置された道の駅もりおか渋民は4月下旬のオープンを予定しています。