県内で働く外国人労働者の数は8500人余りで過去最多を更新しました。

宮崎労働局によりますと、去年10月末時点で県内で働く外国人労働者の数は8515人と前の年を1494人上回り、届け出が義務化された2007年以降で過去最多となりました。

また、外国人労働者を雇用する事業所の数は前の年より249か所多い1506か所で、こちらも過去最多でした。

在留資格別では技能実習生が4816人で全体の6割近くを占めています。

国籍別ではベトナムが2706人で最も多く、次いでインドネシアが2301人、ミャンマーが839人となっています。

産業別では、「製造業」が3304人と全体のおよそ4割を占め、次いで「農業・林業」が1191人、「建設業」が913人。「医療・福祉」は前の年の6割以上増えて754人でした。

宮崎労働局は「人口減少が進み幅広い産業で人手不足が深刻化する中、今後も外国人労働者は増えていく」と見ています。