アートで人や社会の変化を生み出そうという作品の特別展「グライズデール・アーツと下関」があすから始まります。

きょうは内覧会がありました。この特別展は、地域社会と関わりながら芸術活動をして、人や社会の変化を目指す、イギリスのアート団体「グライズデール・アーツ」の取り組みを軸にしたものです。20のプロジェクトを象徴する作品や、メンバーのひとりで、下関市出身・アイルランド在住の藤田需子(ふじたもとこ)さんの活動も紹介されています。

活動のひとつとして、市内菊川町の地域再生プロジェクトが取り上げられています。プロジェクトでは、10か国以上の人が滞在し、養蜂の技術を学びました。

招待客:「自分でものづくりをできるような、原点に戻るような気がします」

グライズデール・アーツのメンバー 藤田需子さん:「何でもない日常がきらっと光って見えるようなときに、私たちは幸せを感じると思う。そういうエネルギーの種を、ものづくりの活動とか、いろいろなことが助けてくれるのでは」

特別展「グライズデール・アーツと下関」は、あすから下関市立美術館で始まります。