来週17日から始まる確定申告の受け付け。今年は「定額減税」の取り扱いに注意が必要です。
大分市中心部の九州電力大分支店に設けられる確定申告会場。2月17日から原則スマートフォンでの申告を受け付けます。

今年の確定申告で注意が必要なのが「定額減税」です。個人事業主やサラリーマンにかかわらず、申告者は一律で本人と扶養親族の人数に1人あたり3万円の控除総額を記載しなければなりません。

書面申告では記載欄を見落とすリスクがありますが、オンライン申告の「e-Tax」を活用すれば、記載ミスを防ぐことができるということです。
(大分税務署・前岡まゆみ税務広報広聴官)「訂正申告という形で簡単な手続きで済むことができますが、確定申告の期限を過ぎると更生の請求という手続きになります。国税庁ホームページにある確定申告書作成コーナーを利用すれば、扶養親族の記入漏れがない限り、自動で反映するのでとても便利です」
県内では去年、およそ7割の人がオンラインで確定申告をしていて、国税庁のホームページやキャッシュレス納付など効率的な手続き制度も利用することができます。