岩手県の新年度当初予算案などを審議する岩手県議会の2月定例会が14日始まり、達増知事は「県民に寄り添った施策を進める」と決意を述べました。

(達増拓也 岩手県知事)
「県民生活や県民経済の状況に応じ、県民に寄り添った施策を機動的に講じて参ります」

達増知事は所信表明演説で・人口減少対策を軸に・脱炭素化と経済成長の両立、・デジタル技術の活用・安全安心な地域づくりの4つを重点に政策を進める考えを示しました。
また、北上川流域の半導体や自動車などの産業集積や、三陸の復興・防災学習などを広く発信するほかILC=国際リニアコライダー誘致を促進する考えです。
14日は総額およそ7300億円の新年度当初一般会計予算案など、78の議案が県から提案されました。

県議会2月定例会の会期は3月25日までの40日間の予定です。