石川県などの審査会は13日、新たに輪島市・内灘町、志賀町と穴水町の合わせて19人について、災害関連死に該当するかどうか審査しました。
その結果、能登半島地震のあとに死亡した輪島市の7人と穴水町の2人の合わせて9人が災害関連死に認定されました。
直接死を含め全体の死者は535人に上る見通しです。
県によりますと、度重なる移転や生活環境の変化により心身に負荷が生じたケースのほか、停電・断水により体力が低下したケースなどがあったということです。
一方、輪島市で4人、志賀町で3人、穴水町で1人の合わせて8人は災害関連死と認められず、輪島市と内灘町の合わせて2人は継続審査となりました。

今後、それぞれの市と町が正式に認定すれば、災害関連死は新潟と富山の8人を含め307人に上り、直接死の228人と合わせて、能登半島地震による死者は535人となる見通しです。