特殊詐欺の被害の増加を受けて、岩手県内の金融機関や警察などが14日、商店街の利用者にチラシを配布し注意を呼びかけました。

チラシの配布が行われたのは、盛岡市の肴町商店街です。
この取り組みは、県内の金融機関や生命保険会社、警察などが合同で行ったもので、特殊詐欺の被害に遭わないための注意点や相談先が書かれたチラシを配布しました。
県内ではオレオレ詐欺や架空請求などの特殊詐欺被害が増えていて、県警によりますと2024年1年間の県内の特殊詐欺の被害額は9億8000万円で、統計の残る2006年以降で最も高くなりました。

被害防止には固定電話を留守番電話に設定することなどが有効でチラシを配布した団体が活用を呼びかけていました。