3月から就職活動が始まる新大学4年生などを対象に、県内企業を紹介するイベントが山口市でありました。

「ふるさと山口就職ガイダンス」には、県内65の企業や団体がブースを設けました。3月から就職活動が始まる大学生などが参加し、企業のブースを回って、担当者の話を熱心に聞いていました。

大学3年生(山口市):「ふだんの生活では触れることのないような企業の方ともお話ができるので、すごく貴重な機会だと思います」

山口労働局によると、企業の募集に対して学生の数が少ない、いわゆる売り手市場の状況が続いています。今年度、就職活動をした県内の学生らの就職内定率は60.8パーセントですが、このうち県内での就職率は3割あまりにとどまっています。

シマヤ業務課・岡茂樹課長:「今はやっぱりタイパ(かけた時間に対する成果)だとかを意識されてるのか。ポイントをしっかりと押さえた上でアピールしていかないと、学生さんから応募してもらえないかなと感じています」

このイベントは、2月22日にオンラインでの開催も予定されています。