新潟市の新年度の当初予算案が14日、発表されました。能登半島地震からの復興や子育て支援などに力を入れていて一般会計の総額は過去最大の4267億円です。
14日に発表された新潟市の新年度当初予算案。一般会計の総額は過去最大となる4267億円で、JR新潟駅の周辺整備費などが押し上げました。

【新潟市 中原八一 市長】「限られた財源の中で、まずは地震からの復旧復興を最優先とする予算編成となったが、明るく活力ある未来を実現する精一杯の予算ができたのではないかと」

能登半島地震からの復旧・復興などにおよそ176億円を計上。市街地の液状化対策を今年度に続いて行うほか、災害時にSNSから迅速に被害情報を収集するシステムを新たに導入します。

また、子育て支援では、新たに不妊治療費への助成や中学校の全員給食をスタートします。

新年度当初予算案は、18日から始まる2月市議会で審議されます。