長門市の新年度当初予算案は、一般会計の総額が230億6900万円で、前の年度から2.1パーセント増えました。2005年の合併以来最大です。歳入は市税が2パーセント増えて、34億9300万円となっています。

主な事業として、子育て支援では、3歳未満の子どもの保育料を第1子分も無償とする、すべての子どもの保育料無償化に2400万円。IT関連企業などを集積させる拠点施設の整備や、企業の誘致を進める事業に7億6400万円。終戦後、外国から引き揚げた人々が仙崎港に上陸して80年の節目となるため、新規事業として特別企画展の開催や、記念碑の整備などに2900万円を計上しています。

新年度当初予算案は、きょうから開かれる市議会で審議されます。