斎藤知事支持の立花氏に…対立候補支持の岸口県議が“リーク文書”?

岸口議員から文書を渡されたというのが立花氏の主張ですが、維新・岸口議員は兵庫県知事選で斎藤知事の対立候補である清水貴之氏を応援していました。

一方、立花氏は自ら立候補し、斎藤知事を支持していました。こうした状況で立花氏に“リーク文書”を渡していたとすると、岸口県議にはどういった思惑があったのでしょうか。本人の口からはいまだ詳細は語られていません。

リーク文書”を渡していたら違法?

もし文書を渡していたとしたら、罪に問われる可能性はあるのでしょうか?甲南大学の園田名誉教授に聞きました。

公職選挙法で禁じられているのは、「候補者に関する虚偽」を公にすることで、今回の内容が虚偽でも該当しないということです。今回の場合、文書の内容が「斎藤知事に関する虚偽」であれば法律に抵触したということです。

また、兵庫県によりますと、百条委員会の規則に抵触する可能性もないといいます。百条委員会の規則は「委員会で知ったことは口外NG」ですが、文書の内容は百条委員会で知ったことではないのでルール違反にはあたりません。