自転車のツール・ド・九州開催をきっかけに、大分県内の高校生が地域の魅力発信について1年間学んだ成果を佐藤知事に報告しました。
県庁で13日、佐藤知事に地域の課題や魅力を発信するための提案をしたのは県内の高校生6人です。このうち大分豊府高校の2年生は、県内で最も空き家率が高い竹田市の対策として、実際の暮らしをイメージできるPR動画の制作を提案しました。

また、別府翔青高校の3年生は地元の伝統産業である竹細工について、新たな商品の開発で魅力を発信する提案をしました。
(別府翔青高校3年・北野美空さん)「最終的にはふるさと納税の返礼品として竹鈴や竹細工を導入したいと考えています」
(大分豊府高校2年・林田みなみさん)「実際に竹田に行って自分たちの足でいろんな人にインタビューしました。調べることでは気づかなかったことに気づくことができて、そこがすごく良かったなと思います」

それぞれの高校では今回の探究プログラムを通じて地元に対する思いを深めてほしいとしています。