レモネードの売り上げを、小児がんの治療などに役立てる「レモネードスタンド」。
この活動に取り組むボランティアサークルが、きょう、集めた寄付金を、山形大学医学部に寄付しました。
寄付金のほかに、メンバーの過去の経験が詰まった、『ある物』も贈られました。
きょう、山形大学医学部に寄付を行ったのは、県内の中高校生などでつくられる
ボランティアサークル、「nico(にこ)こえ」です。

「nicoこえ」が取り組む「レモネードスタンド」は、アメリカ発祥のもので、レモネードを販売してその売上を小児がん患者の支援や、治療の研究に役立てる活動です。

「nicoこえ」では、小児がんを患った経験を持つリーダーの平田寧々さんを中心に、おととし、レモネードスタンドを広めるプロジェクトを始動。
これまで小児がんへの理解と支援の輪を広げることを目指した地道な活動を続け、
去年、平田さんの主治医がいる山形大学医学部へ、初めて寄付金を贈りました。

そして、今年は、100万円の寄付金のほか、入院中でも遊べるおもちゃや子どもに付き添う家族のための食料品など、金額にしておよそ200万円を寄付しました。
