岩手山の火山防災に取り組む岩手県や関係機関などで構成される協議会が盛岡市で会合を開き、調査などの来年度の取り組みについて計画案を示しました。

13日盛岡市で開かれた岩手山火山防災協議会の会合には、県の担当者や専門家など22人が参加しました。
会議では2024年10月に噴火警戒レベルが1から2に引き上げられた岩手山について、年に2回実施されている県の防災ヘリによる観測を状況に応じて増やすことや、火口周辺の施設の管理者を対象にした説明会の開催など2025年度の火山防災に関する取り組みの計画案が示されました。

(岩手大学 齋藤徳美名誉教授)
「(岩手山が)異常な状態になってますので、関連機関何ができるか具体的に詰めて、対策を進めていくことにしたい」

13日示された取り組み案は3月の協議会で正式に決定する見込みです。