3月行われる岩手県内の公立高校入試の調整前の志願倍率が13日発表されました。
最も倍率が高かったのは盛岡農業食品科学科で1.35倍となっています。

県立高校全日制の志願者数は、県外からの志願者を受け入れるいわて留学や、中高一貫教育を実践する高校の合格者数を除いた実質定員8382人に対し6702人でした。
平均志願倍率は記録の残る1976年以降で最低となった去年と同じ0.80倍でした。
最も倍率が高かったのは盛岡農業食品科学科の1.35倍で、次に盛岡四高普通科の1.29倍、盛岡一高普通・理数科の1.26倍と続きました。
また今回からこれまでの推薦入試が廃止され、「特色入試」が採用されています。
特色入試は中学校長の推薦がいらず、自己推薦で出願できます。
定員や選抜方法は学校によって異なり、実施されない学校もあります。

一般入試と合わせて出願できるもので、特色入試の倍率が最も高かったのは盛岡四高普通科の2.83倍でした。
また13日は盛岡市立高校の志願倍率も発表され、普通科の特別進学コースが1.24倍。普通科普通コースと商業科が1.23倍となりました。

14日から20日までは志願先を変更できる調整期間で、21日に調整後の志願倍率が発表されます。

一般入試の学力検査は3月5日、特色入試は翌6日にも行われます。
合格者の発表はともに3月14日です。

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