■各自治体の“旅行支援”と併用は可能?

【疑問(3)】
もっとお得に旅行がしたいけど、他の支援策と併用できる?
【回答】
「全国旅行支援」が併用できる自治体もある
上村キャスター:
「全国旅行支援」のことを各自治体がそれぞれ名前をつけています。
・高知県「高知観光トク割キャンペーン」
それに加えて、高知県独自の支援策「高知観光リカバリーキャンペーン」。
こちらは交通費最大5000円助成ということで、レンタカー代であったり、フェリーなどに乗るときに補助が出ます。併用すると最大1万6000円分、お得に高知県を旅行できるということです。
・北海道「HOKKAIDO LOVE!割」
それに加えて、札幌市が独自の支援策「サッポロ割」。
宿泊費3000円割引、クーポン券も2000円分出るということで合わせると、最大で1万6000円分お得になります。

東京都の場合、宿泊代が最大5000円割引になる「“都民割”もっとTokyo」という支援策をやっていますが、「全国旅行支援」と併用できるか、10月7日に発表される見通しです。
このように、自治体によってまだ準備中の場合もあるので、旅行先を決める場合は調べるようにしてください。
ホランキャスター:
こういった割引というのは自分が住んでいる自治体ではなくて、旅行先の自治体でどのような割引を行っているかというのが大事になってくるということですね。
航空・旅行アナリスト 鳥海氏:
今回、東京のスタートは遅れますが、ただ東京都民に関しては10月11日から旅行に行くことができるようになりますし、各自治体のキャンペーン、色々なところが客を呼びたいということで取り組んでるので、いかに情報を探して、それを見つけて併用をするのが最大の得になるのかなと思います。
井上貴博キャスター:
旅行支援をするのはとてもいいことだと思うんですが、新型コロナウイルスの位置づけを変えなかったり、医療体制を強化しなかったりすると、結局「旅行が悪」とか「移動が悪」になってしまいかねないかなと思いますが、事業者の皆さんはそのあたりの不安というのはどう感じてらっしゃいますか。
航空・旅行アナリスト 鳥海氏:
第7波が発生したときに、旅行客はそれほど大きく減らなかったということがあって、ある程度旅に行くというのがウィズコロナということも含めてできているのかなというふうにも思います。ですので、やはり期待の声が大きいです。