宮内庁の公式ホームページが16年ぶりに大幅にリニューアルされました。今回、皇居・宮殿内にある部屋を360°のパノラマ写真で楽しめるページも新たに導入されています。
こちらは、これまでの宮内庁の公式ホームページ。写真は少なく、字も小さいです。さらにスマホで開くと…。
記者
「指で画面を拡大する必要があり、非常に使いにくいです」
このホームページが午後3時になると…。
記者
「更新ボタンを押してみます。ホームページのレイアウトが大幅に変わっています」
16年ぶりにリニューアルされました。小さかった文字は、端末のサイズにあわせて見やすく表示されています。パソコンで開くと、天皇皇后両陛下の写真が大きく配置され、「見る」「知る」「訪れる」という項目が設けられています。
記者
「この『訪れる』という項目をクリックしてサイトを進んでみます。こちらの『宮殿360°パノラマコンテンツ』というのも新しく導入されたものです」
一般には公開されていない皇居・宮殿。新しいホームページでは、5つの部屋を360°写真で見渡すことができるように。
画面むかって右にある豊明殿は、2019年に国賓として来日したトランプ大統領を迎え、晩さん会が催された場所です。広さは宮殿最大となるおよそ915平方メートル。頭上にはクリスタルガラス製のシャンデリアが煌めいています。
天皇陛下が誕生日にあたって記者会見を行うのが「石橋の間」です。壁には、日本画家・前田青邨作の「石橋」という絵が中央に、紅白の「牡丹」の作品とともに飾られています。
このほかにも、レセプションや拝謁などで使われる「春秋の間」なども公開され、宮殿内を訪れている気分を味わうことができます。
宮内庁は導入した狙いについて。
宮内庁の担当者
「宮殿内での儀式や行事への理解を深めていただければと思い作成しました」
また、来月18日から皇居の東御苑で「謎解き」をしながら皇居について学べるイベントも開かれる予定で、宮内庁は多くの人に皇室活動への理解を深めてもらいたいとしています。
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