神社が行う支援物資の配布 3時間前に並ぶ住民も

1月25日。重蔵神社が毎週欠かさず行ってきたのが支援物資の配布です。

ボランティア団体とともに進めてきた取り組みは地域に定着し、この日も開始前から境内には長い列ができていました。

共生地域創造財団・吉田菊恵事務局長「多分足りる気はします、足りなかったら何かまた倉庫の中から出します!」

住民「12時ごろに来た。開始するの3時でしょ、3時間くらいね」

この場所が、住民にとって大切なコミュニティの一つになっています。

住民「顔見知りもいるからほっとしますよ、気分転換にもなりますね。それが大事だと思います」「こうして前後の人と喋るからね、本当にありがたい」

午後3時の開始とともに配られるのは、被災した地元のスーパーから仕入れた新鮮な野菜などです。

支援をする側と受ける側の両面から今の被災地をとらえる能門さんですが、気がかりなことが最近出てきたと話します。