「ひとりひとりの声を聞いた支援を考えてほしい」 地元の人が県に対し考えること

実際に今、ボランティアのニーズは減っているのか。被災地に暮らす能門さんたちはこのように話しています。

能門亜由子さん「実際にニーズっていうのが少なくはなってきていると思うが、まだまだ春以降に暖かくなってから自分の家の片付けを再開されたいという方はいると思うから、そういったニーズはまた少しずつ上がってくるのではないかと思っている」

共生地域創造財団・吉田菊恵事務局長「県というまとまった単位で大きな数字で見てしまうと、困っている人がもういないんじゃないかっていう数字に見えてしまうと思うが、1人ひとりの声を聞いてそれにあった支援を一緒に考えるような人がほしいかなと思う」

県の見解と現地の声の間に浮かび上がっているかに見える温度差。こうした中さらに問題が発生しています。「災害ごみの収集終了」です。