沖縄の桜に異変!? 今月8日、那覇市・末吉公園に立つヒカンザクラの標本木を撮影した写真を見ると、ほとんど花がついておらず、青々と葉が茂っている。3分咲きの状態だ。
沖縄では毎年この標本木が満開になると、沖縄気象台から満開の知らせが届く。しかし今年は「これ以上開花が見込めない」状態だといい、今年は「満開の知らせなし」となることが分かった。
那覇市ではヒカンザクラの開花の観測は1976年から始まっているが、満開にならなかったのは1977年以来、48年ぶり2回目の珍事。沖縄気象台にも、はっきりとした理由はわからないという。ただ、周辺のサクラは満開になっているところもあり、標本木に何らかの原因があるのかもしれないということだ。
