新潟県は人口減少対策などを盛り込んだ総額1兆2600億円の新年度予算案を発表しました。
12日に発表された新年度予算案の総額は1兆2635億円で、今年度の当初予算より237億円減りました。

花角知事が掲げる「住んでよし、訪れてよしの新潟県」の実現に向け、重点政策のひとつとなっている子育て支援では放課後児童クラブのサービス拡充に向けた市町村への支援に2億5000万円を計上。

このほか、患者数の減少や物価高騰で経営危機に直面するJA新潟厚生連に対する支援には2月の補正予算案を含めて10億9000万円を盛り込みました。

【花角知事】「幅広くきめ細かく目配りした上で、特に人口減少という子化対応などにも力を入れてバランスよく作られた予算」

また、原子力災害時の避難路の調査や整備に2月の補正予算案を含めて6億円余りが計上されました。

県の予算案は17日に始まる2月議会に提出され審議されます。