「最初はゆっくりだった」屋根などの積雪が次々と…

雪解けによって危険が高まるのが「落雪」と「冠水」です。

南会津町観光物産協会が2024年12月25日に撮影した落雪の映像を見ますと、屋根に積もった雪が一部分落ちると、次々に雪が落ちていきます。

動画の撮影者は「最初はゆっくりなんです。ドスンドスンって。ドスンドスンが狭まっていって、もうダダダダダダという感じでものすごい音だったんですよ」といいます。

防災科学技術研究所の実験では屋根から雪のかたまりを落とすと、地面に置いた木箱が壊れるほどの破壊力があったそうです。

広瀬駿 気象予報士:
(雪は)かなり重みがあります。そもそも雪国の屋根は雪が落ちやすいような構造になっています。つまり落雪の危険があるので、なるべく近づかないような対策をとることが必要になります。

ホラン千秋キャスター:
雪下ろしをするときにも、巻き込まれて滑り落ちないようにしなくてはいけませんね。

広瀬 気象予報士:
12日も気温が上がり、雪が緩みやすくなっています。どうしても雪下ろしをしなければならない方は、なるべく複数人で雪下ろしをしてください。

ホランキャスター:
雪に慣れていない方は、旅行の際などは気をつけたいですね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
この時期はスキーを楽しむ方も多いと思います。細心の注意をしながら楽しんでください。