キャンプイン前から、いろんな事が話題になる大谷翔平選手。2年ぶりの投打二刀流復活に向けたトレーニングで使用した新兵器とは…?

大谷選手が練習で使用「水入り球体」の正体は?

南波雅俊キャスター:
キャンプインの前から様々なことが話題になっている大谷選手のいわゆる“新兵器”と呼ばれているトレーニング器具。一般的には「アクアボール」あるいは「ウォーターボール」と呼ばれています。

スポーツニッポンの柳原直之記者によると、「大谷選手が使用していたものはジョイプラス社製の『アクアバッグ』という商品です」と話しています。Amazonなどで約1万9000円で売っており、ボールに水を入れ、負荷をかけるトレーニング器具です。

ホラン千秋キャスター:
いま手元にあるアクアボールの中には3リットルの水が入っていますが、結構持ってるだけでも重量感はあります。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
体から遠くするほどきつくなるので、ちょっと手を伸ばして横に振るとかってやってみるといいかもしれません。

ホランキャスター:
本当に体の近くでは持っていられるんですけど。ちょっと離すときついです。水が入っているので揺れを吸収するために、とても体幹を使います。

元競泳日本代表 松田さん:
水が不規則な動きをするので、不安定なものを止めるために、体の方で安定させなければいけないです。様々な筋肉とか神経が動員されるので、怪我の予防にもなります。

南波キャスター:
ホランさんも体幹の話をしてましたが、水の不規則な動きに耐えることで、体幹バランス感覚を強化する目的があります。

コアデザイン代表で、このボールの開発にも携わった塙翔太さんは「大谷選手は右足(軸足)の股関節を鍛え、軸足の安定に繋げているのでは」と話しています。