「東海道・山陽新幹線」記念すべき2024年度 50年前に何があった?
今年3月10日に東海道・山陽新幹線は「東京-博多全通50年」を迎えます。
RSK山陽放送(1953年創業)は71年に渡る放送の歴史の中で、新幹線に関わる数多くの貴重動画を保存していて、「RSKイブニングニュース・YouTubeチャンネル」では、再生リスト「新幹線・貴重映像大集合」にてそのうち38本の動画を公開しています。
RSK山陽放送では、37回シリーズ(予定・1回分減りました)で、その内容を画像を交えてインターネット記事として紹介していきます。
35回目は「四国に新幹線現る!?」です。
ついに四国にも新幹線車両が?!その正体は…。

「国内で、四国地方にだけ新幹線が走っていない!」ここ数年、再び持ち上がってきているのは「四国新幹線」の早期実現への議論です。
1月には四国4県の知事が国土交通省に要望を行い、あす(2月16日)は香川県高松市で「四国の新幹線シンポジウム」も開かれるほどです。
そんな四国4県の「のぞみ」が形になった!という訳ではありませんが、2014年に制作されたのは、JR四国管内を走る「まるで新幹線」です。それがこちら!【画像②】

そう、2008年に引退した「0系新幹線」をイメージした観光列車「鉄道ホビートレイン」です。2014年2月にその製作作業の模様を、RSK山陽放送は取材していました。
JR四国・多度津工場で行われていたのは、既存の気動車「キハ32形」【画像③】を改装する作業でした。

そこに特徴的な「団子鼻」をつけていく作業を克明にカメラが捉えていたので、その模様を、コマ送りの如くご覧いただきましょう。