アメリカのトランプ大統領は、アメリカが輸入するすべての鉄鋼とアルミニウム製品に25%の追加関税を課すと発表しました。日本も対象です。
トランプ大統領
「これは大きなことだ。アメリカを再び豊かにするんだ」
トランプ大統領が10日、署名した命令書。
トランプ大統領
「(鉄鋼とアルミ製品に)25%の追加関税を課す。例外も免除もない。すべての国から」
アメリカが輸入するすべての鉄鋼とアルミニウム製品に25%の追加関税を課すものです。発効は来月12日から、日本も対象となっています。
トランプ氏は他国が報復措置をとっても「気にしない」と強調しました。
トランプ大統領
「他国から来るものは必要ない」
アメリカが輸入する自動車への関税については。
トランプ大統領
「アメリカは0%か2.5%の関税しかかけていない」
アメリカより高い関税をかけている国があると不満を示し、「同じように関税をかける」と強調。
ただ、念頭にあるのはEU=ヨーロッパ連合とみられていて、アメリカからの輸入車に関税を課していない日本は、自動車については対象とならないのではないか、という見方が出ています。
一方で、懸念される各国との“摩擦”の激化。ブラジルの地元紙によりますと、鉄鋼の輸出全体の48%が北米向けです。この鉄鋼などに25%の関税が課された場合、ブラジル政府は報復としてアメリカのIT大手アマゾンなどに対する課税を検討しているということです。
すでに追加関税の応酬となっている中国をめぐってはこんな発言が。
トランプ大統領(FOXニュース)
「習近平国家主席と(電話)会談した」
トランプ氏は会談の中身は明かさなかったものの、FOXニュースに対し大統領就任後に習主席と電話会談したとしています。
対中貿易の赤字が「年間1兆ドルを超える」と指摘し、赤字削減を目指す姿勢を示しました。
トランプ大統領
「今後2日間で相互関税を実施することになると思う。相手が25(%)なら、我々も25。相手が10なら、我々も10だ」
トランプ氏は貿易相手国がアメリカの輸入品に課しているのと同じ関税をアメリカ側も課す「相互関税」について、今後2日間で実施するだろうと述べていて、動向が注目されます。
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