水難事故に遭遇した際、いかに長く泳ぎ続けられるかが重要です。
そこで、30分間泳ぎつづける“検定”にこどもたちがチャレンジしました。

新潟市西蒲区のスイミングスクールで11日に実施されたのは、その名も『命を守る30分完泳』検定。これは水難事故に遭遇した際に、ゆっくり長く泳ぎ続けて、救助されるまでのあいだ“命をつなぐこと”を目的に「日本スイミングクラブ協会」が実施しているものです。

検定では、プールの底に足を着けたりプールの側面につかまったりせずに、30分間泳ぎ続けられるかが審査されます。

この検定にチャレンジしたのは、スイミングスクールに所属する小学1年生から4年生の3人。
序盤は3人ともクロールで勢いよく泳ぎますが、泳ぎ始めてから10分が経過するころには背泳ぎを交える子の姿も見られ、20分が経過するころには、疲れてきたのか、お互いにぶつかりそうになる場面も…。

3人ともなんとか、30分間泳ぎ続けることができました。

【小学1年生】「とっても疲れたけど楽しかった」
【小学2年生】「苦しかったけど、30分できてよかったと思いました」
【小学4年生】「30分連続で泳ぐことあまりないので、いい機会だと思いました。足と体の部分の関節がちょっと痛くなりました」

【コーチ】
「“浮いて助けを待つ”っていうことが大事だっていわれているので、そういうときにパニックにならないように…」

参加した子どもたちには“認定証”が贈られるということです。