米子市でこのほど、がん治療の専門医師による「健康セミナー」が開かれました。

創価学会米子文化会館の10周年を記念して開催されたセミナーには、市民ら600人が参加しました。

セミナーでは、鳥取大学名誉教授の中村廣繁医師が講演し、一生のうちで、男性で3人に2人が、女性で2人に1人ががんになり、男性は肺がん、女性は大腸がんによる死亡率が高いことや、早期発見のための「がん検診」の重要性について説明しました。

鳥取大学名誉教授 中村廣繁 医師
「早期発見のためには一番はがん検診を受ける。自分でもささいな症状でも自覚するものがないか、いつも注意してもらいたい。」

来場者はAIによる画像診断やロボット手術など、最新のがん治療について熱心に耳を傾けていました。