「最強寒波」のピークは過ぎたものの、引き続き雪崩などには注意が必要です。
また、農作物の被害も出ていて、食卓への影響も懸念されます。最強寒波が野菜の価格に影響するのか、しないのかを調べました。そして、本格的な花粉の飛散も始まりそうです。
“最強寒波” 春野菜の価格への影響は?
井上貴博キャスター:
“最強寒波”での野菜価格への影響についてです。「春キャベツ」と「新玉ねぎ」について今シーズンの状況など、生産者に聞きました。

まずは「春キャベツ」について、春キャベツ一大生産地の「JAちばみどり」の担当者に伺ってみたところ、「最強寒波の影響はほとんどありません」ということでした。

しかし、11月の「種まき」のときは雨が多く病気に。12月は雨が降らず生育不良。1月中旬はまた雨が多く病気になってしまいました。
それによって高止まりが続いている春キャベツの価格については、「生産量は例年の約5割で、価格は高くなると思います」とJAちばみどり担当者は話していました。

続いて、「新玉ねぎ」について、新玉ねぎの生産地「JAとぴあ浜松」の担当者に伺ってみたところ、「最強寒波の影響はほとんどありません。出荷量も例年通りになる見込み」ということでした。ただし、「価格は例年より高くなると思います」とも話していました。理由として、輸送コスト・人件費の上昇などがあるようです。