今回の“記録的な大雪”は新潟地方気象台も予想することができませんでした。
なぜ予想を上回る記録的な大雪となったのか…ヒントは「風」と「温暖化」にありそうです。

新潟地方気象台 土田覚統括予報官
「注意報級の大雪を見込んでいましたけど、それよりは多くなったと」

先週7日金曜日の午後4時40分ころ、新潟地方気象台が発表した下越地方の平地での予想降雪量は、翌日の夕方までの24時間で多くても40センチでした。

注意報や警報の発表には基準があります。
下越の平地での基準は、注意報は6時間で15センチ、警報は6時間で30センチの降雪が見込まれる場合です。しかし、今回はその30センチの雪が半分の3時間で降ったのです。

新潟地方気象台 土田覚統括予報官
「これが見込みでは北へ上がるとか移動する見込みがあったので、そこまで長くは続かないという予想でした」