自治体の垣根を超えて、魅力あるまちづくりを目指します。
石川県七尾市と羽咋市、中能登町でつくる協議会は過疎化が進む能登地域の関係人口の拡大へ今後の課題を共有しました。

七尾市と羽咋市、中能登町は2021年、移住促進に関するパートナーシップ協定を結び、仕事や住まいに関する情報の共有や、受け入れ体制の強化に向けた取り組みを連携して進めています。

10日の会合では、好きな地域に家族で滞在しながら、子どもをその土地の保育園に通わせることができる「保育園留学」について、2024年度、3つの市と町であわせて12家族35人を受け入れたことなどが報告されました。

一方、新たに3つの市と町に移住した人は2024年度は、35人と能登半島地震の影響で目標の3分の1に留まったということです。

中能登町企画情報課・駒井秀士課長補佐「(例えば)働くのは羽咋市、住むのは中能登町、能登に住むという目標がありますので、3つの自治体がしっかり連携して取り組んでいきたい」

協議会では2025年度以降、移住を希望する人に向けたイベントの情報発信を強化したいとしています。