国民民主党の玉木雄一郎衆議院議員が10日、東京電力柏崎刈羽原発の視察に訪れました。再稼働をめぐり政府も働きかけを強める中、地域の理解を得るために「総理自ら動くべき時に来ている」と述べました。
柏崎刈羽原発を訪れた国民民主党の玉木雄一郎議員。東電が再稼働を目指す7号機の原子炉建屋で、福島第一原発の事故を受けて新たに備えられた安全対策を視察しました。

【玉木雄一郎議員】「整っているわけですね」
【東電の担当者】「技術的にはいつでも再稼働できる状態です」
2024年4月に燃料の装填を終えた7号機。再稼働をめぐっては“地元の同意”が焦点となっていますが、「県民の信を問う」とする花角知事はその具体的な時期や方法を明らかにしていません。

【玉木雄一郎議員】
「地方自治体任せにしたり事業者任せにすることなく、国がもっと前面に出て、大臣にしても総理にしてももっと地域の皆さんの理解を得るためにやるべきことがあるのではないか」

玉木議員は「再稼働は経済を次のステージに進めるためにも不可欠」だと述べ、地域の理解を得るために「総理自ら動くべき時に来ている」と注文をつけました。