新潟県内の大雪のピークはすぎ、冬型の気圧配置は次第に緩む見込みです。
新潟地方気象台は、なだれなどに注意を呼びかけています。
小学生の登下校を見守るボランティア
「滑るから気を付けて!」

新潟市西区では10日朝、雪が積もった歩道を転ばないように慎重に歩いて登校する小学生や通勤する人の姿がありました。一方、やむを得ず車道を歩き、ごみ捨てをする住民の姿もありました。
小学生の登下校を見守るボランティア
「6時半から道を作ってるんですよ。凍ってて大変なんです」
「自分の孫が安全に通れるようにと思うとね」

10日午前11時現在の積雪は、津南町で3メートル33センチ、魚沼市守門で3メートル25センチ、新潟市中央区で16センチなどとなっています。
新潟市中央区では、車を停めるために会社の駐車場で雪かきをする人の姿も。
会社員(40代)
「3~40センチくらいですかね」
「番号が隠れていたので、(雪かきを)やりながら、『合ってるかな』って思いながら…」
神奈川県出身(20代)
「風物詩としては楽しいんですけど、ほどほどでいいのかなと」

10日の新潟県内は冬型の気圧配置は次第に緩みますが、気圧の谷や寒気の影響を受ける見込みです。新潟地方気象台は、上・中越では大雪や電線などへの着雪に、上・中・下越では、なだれに注意するよう呼びかけています。