「私は渡してない」食い違う立花氏と岸口県議の証言
立花氏に文書を渡したというのは事実なのか。2025年2月6日、岸口県議が取材に答えた。

岸口みのる 県議
「文書を提供したという事実はありません。事実として提供していません。第一私はそういう情報を持ち合わせてない。(片山元副知事の)代理ということでもありません」
──会いに行ったという事実もない?
「まぁ会いに行ったというか、顔は見ましたよ。でもまぁその程度」
──そうすると文書を渡した事実はないと答えるのが正確ですか?
「まぁそうです」
──そうすると立花さんが発信しているのは事実ではないと?
「事実ではないということです」
──これは明白な虚偽だと。
「虚偽かどうかは、立花さんに聞いてみないとわからないけど、私は渡してないんですから」
──それは虚偽ですね。
「ですから私から立花氏に対して、情報の提供・情報の漏えいということは、一切事実でありませんということです」
岸口県議の証言をもとに立花氏にメールで質問すると、7日の定例会見でこう回答した。

立花孝志氏
「これ(文書)を私に渡してくれたのは、兵庫県の百条委員会副委員長の岸口さんという方です。これについては、特段秘匿する必要性がないので。岸口議員からいただきました」
岸口議員が「一切情報提供していないと」報道特集に話したことについては──

立花孝志氏
「岸口さんが嘘ついてますね。僕、こういうのを隠せないんで。昼、岸口さんと電話をしました。岸口さんに『嘘をついてくれ』と言われました。
なぜ逃げるんですか。何で僕に嘘をついてくれとか要求してくるんですか。あのさ、人にこんな紙を持ってきて俺に喋らせといて、あとからそんな紙渡ししないって言われたら、俺めっちゃ悪者やんこれ。何それ」
これまで立花氏はターゲットにした人物について事実でない批判をし、後から訂正を繰り返してきた。そして今回、岸口議員と主張が真っ向から対立している。