全面にわたって凍結した湖ー。寒気の影響で大分県内は8日昼前にかけて大雪となるおそれがあります。現在、北部全域に暴風雪と波浪の警報が発表されていて、雪を伴った暴風や高波に警戒が必要です。
(堤遼志郎記者)「別府市の志高湖ではきょうも雪が降っています。そして湖の水面はこのように一面が厚い氷に覆われています」

九州北部の上空には8日にかけて強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みです。8日朝の最低気温は玖珠町でマイナス7.6度、由布市でマイナス6.9度となるなど、県内すべての観測地点で氷点下となりました。別府市の志高湖では湖が凍結し銀世界が広がっていました。
(訪れた人)「滅多に見られないので九州では。初めて見ましたからすごく感動しました」「九州に来るのは初めてで、普段は凍らないそうですが、驚くほど美しいです」
(堀裕司カメラマン)「竹田市の久住高原に来ています。さきほどから視界をさえぎるような激しい雪が降っています」

県内は8日昼前にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。8日午後6時までの24時間降雪量は北部と西部の多いところで山地が15センチ、平地が5センチなどと予想されています。また現在、県北部全域に暴風雪と波浪の警報が発表されています。
大分地方気象台は雪を伴った暴風や高波に警戒するとともに積雪や路面凍結による交通障害などに注意するよう呼びかけています。