フェリー屋久島2を運航する市丸グループの折田汽船は、船の修理費などを集めるため1000万円を目標にクラウドファンディングを始めました。

フェリー屋久島2は1993年に就航し、鹿児島市と屋久島町を1日1往復しています。年間約4万8千人が乗船し、生活物資など屋久島に届ける貨物のおよそ6割を扱っています。

ところが、去年10月にエンジンの部品に不具合が見つかり、部品交換のため4ヶ月以上運休。修理費は5000万円以上で運航再開は来月下旬を目指しています。

こうした中、折田汽船は船の修理費や新しい船の購入費積立のため、クラウドファンディングを7日正午から始めました。

目標金額は1000万円で、返礼品は往復乗船チケットや、市丸グループのタクシーチケットなどです。

市丸グループは「島民や観光客にとって大切な航路を守るため、未来につながるきっかけにしたい」とコメントしています。

クラウドファンディングは4月11日まで専用の特設ページで受け付けています。