最強寒波の中で暖房用の灯油も…

今回、取材した名古屋のガソリンスタンドでは、1月半ばに行われた補助金縮小の際には縮小された分の5円の値上げをしました。
6日は、そこから3円値下げした166円で販売していましたが、今後の販売価格については見通しは立たないと話します。

消費者にとって頭が痛いのはガソリン価格の高騰だけでなく…。
(利用客)
「灯油も(価格が)上がっている。ファンヒーターとか石油ストーブ(に使う)。灯油の暖かさが、やっぱりいい」
「寒いので(灯油は)節約せずに使っている。風邪をひいたら元も子もない」

このガソリンスタンドでは政府の補助金の縮小を受けて、1月16日からは灯油18リットルの値段を90円値上げして販売しています。
こうした中でやってきた最強寒波、灯油を買い求める客が2日前の4日から一段と増えているということです。

去年12月、自民・公明・国民の3党はガソリン税に1979年以来1リットルあたり25.1円上乗せされてきた「暫定税率」を廃止することで合意。
今後廃止となればガソリンの大幅値下げにつながりますが、その廃止時期は「今後協議」と不透明な状況です。