3億円が当選したというショートメッセージを受け取った大分県津久見市の20代の女性が3日にかけて引き換えの手続き名目で、電子マネー3万3千円分をだましとられました。

警察によりますと、津久見市に住む20代の女性の携帯電話に1月下旬、「抽選結果ゴールデンフルーツが実りました」というショートメッセージが届きました。

女性がメッセージに添付されたURLを開くと「賞金3億円ご当選」「全員が当選金を受け取ればボーナス特典を贈呈」などの通知が届きました。女性の携帯電話にはその後も当選金の担当者を名乗る相手から「私がサポートします」などのメッセージが届きました。

話を信じた女性は相手から送られたURLにしたがって、1月30日から3日にかけ、当選金の引き換え処理手続き費用として4回にわたってコンビニエンスストアで電子マネーカードを購入。相手にカードの利用番号を送信してあわせて3万3千円分の利用権をだまし取られました。

4回目に利用番号を送ったあとも費用を要求されたことから不審に思った女性が親族に相談し、4日警察を訪れ、被害が判明しました。