イチゴの収穫にも影響か 農家は打撃

福岡市西区にあるいちご園です。長引く寒波によって、イチゴ農家は大きな打撃を受けています。

池いちご園 池俊伸さん「ハウス内の温度管理で重油を使わないといけない。コスト面も上がりますけどそもそも重油の値段も上がっているので、4年前と比べ約1.8倍になっていると思うので」

今シーズンのイチゴは、収穫に影響するほど厳しい天候が続いていると池さんは話します。

シーズンのはじめは、去年の猛暑が影響し、小ぶりなイチゴが多く、12月の収穫量はおよそ2割減りました。

また、長引く寒波は日照不足につながり、イチゴが熟さなくなってしまうといいます。

池いちご園 池俊伸さん「大体例年でいくとこのぐらいの時期から日が照ってきていたりするので、天気が悪いとイチゴの生育が進みが遅かったりして、本来熟れているはずのイチゴが熟れないから、イチゴ狩りのお客を断ることもある。つらいですね」