昨年末に亡くなった島津家32代当主で、島津興業代表取締役会長の島津修久さんのお別れ会が4日に開かれました。

4日に行われたお別れ会には、塩田知事や経済界の関係者らが駆けつけ、花を手向けていました。

島津修久さんは東京都出身で、島津家31代当主・忠秀さんの次男として生まれ、中央大学を卒業後、島津興業に入社し、社長や会長を歴任。去年12月31日、急性肺炎で亡くなりました。86歳でした。

会場には、宮司を務めた照国神社などでの写真が飾られ、執筆した書籍や手書きの原稿、愛用のギターなども展示されていました。

(シェラトン鹿児島 伊牟田均社長)「非常に温厚な方だった。島津家の当主として非常に重要な方だった」

(鹿児島銀行・代表取締役頭取 郡山明久さん)「観光、鹿児島の歴史をとても大切にされていた。そういった気持ちを我々も引き継いでいけたら」

およそ1000人の参列者は、いつまでも島津さんとの別れを惜しんでいました。