埼玉県で起きた道路の陥没事故を受け、愛媛県松山市は市内の下水道管の緊急点検を行いました。
管が腐食しやすい48箇所が対象で、異常は確認されなかったということです。
松山市が緊急点検を行ったのは、市内の下水道管のうち腐敗しやすいとみられている48か所です。
3日午後、市内下難波の国道196号沿いで行われた点検では、職員がマンホールから小型のカメラが付いた機器を下水道管に入れ、腐食具合などを確認しました。
埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが転落した現場は、地下を通る下水道管がカーブしているため、下水の流れが遅くなり管を腐敗させる硫化水素が発生しやすいと指摘されています。
松山市によりますと、こちらの下水道管は、敷設から36年が経過していて、直径が25センチと八潮市の陥没現場の下水道管と比べると小さいものの、逆勾配になっているため下水がたまりやすく、ポンプを使って流しているといるということです。
(松山市下水道管理課・田中宏幸主幹)
「腐食度はあるが、基本的に管内は綺麗な状態なので、陥没の危険はない」
「どの市町でもああいう事故は起こる可能性はあると思うが、愛媛県松山市にはあそこまで大きい管はない。少なからず大きい管もあるので事故を起こさないよう日々点検をしたいと考えている」
松山市の緊急点検は3日で終了し、対象となった48箇所はいずれも異常は確認されなかったということです。
愛媛県と松山市によりますと、昨年度までの5年間で県内で下水道管が原因となる道路陥没は21件発生し、このうち7件は愛媛県松山市で起きていますが、いずれも小規模な陥没でけが人はいないということです。
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